横濱たよりロゴ 第291号 2010.5.31
 WHO世界禁煙デー2010 越前市で講演する 

越前健康福祉センター 受動喫煙被害について語った Q&Aも盛り上がって終了おいしい空気のお店ステーキ蔵
 2010年厚生労働省の進める禁煙週間のテーマは「女性と子どもをたばこの害から守ろう」です。(参考)WHOの標語:「ジェンダーとたばこ〜女性向けのマーケティングに重点をおいて〜」 (Gender and tobacco with an emphasis on marketing to women)
 今年は5月27日に越前市禁煙友愛会主催、越前市後援のWHO世界禁煙デー記念講演会に招かれ、60分ほど話をしてきました。会場となったのは、JR武生駅に隣接している越前市福祉健康センター。周辺には、タバコ問題を啓発するのぼりが設置されていた。
 イベントの冒頭には、タバコ対策を積極的に進めている地元市会議員さんが挨拶され、最後まで熱心に講演を聞き、質問コーナーでも発言しておられた。
 与えられていたテーマは「受動喫煙の害とその防止活動」ということで、NPOスワングループが、市民団体「スモーク・ハラスメントを考える市民の会」を発展的に解消して法人化したいきさつから始めた。
 2009年10月23日に開催した「健康増進法啓発講演会2009 みんなでつくろう受動喫煙被害のない社会」と同様に、施設管理者に受動喫煙被害の防止をうたったこの法律の3つのポイントをホワイトボードに書きながら進めた。2010年は、8月27日(金)にサンドーム福井で開催予定
 9問からなる健康増進法啓発クイズは、10分ほど時間を取って答えを書き込んでいただいたが、意外と手こずっている様子だった。
 講演を終えて、Q&Aに移ったのだが、タバコ枠組み条約の影響、学校敷地内でのタバコ環境の向上、JTが盛んに広告に分煙という言葉を使うことについて、タバコの値上げについてなど活発に質問が出された。挨拶された市会議員は、県議会議員も含めて議員連盟が出来たこと、県外視察などを行うときに、健康増進法を遵守しているレストランで食事が出来るように事務局に注文を付けるなど具体的でかつ建設的な意見が出された。
スワングループでは図書館でパネル展示 会場から徒歩3分のところに、ステーキ「蔵」というお店がある。このお店は、福井県内で最初の1989年1月7日に店内正常化したお店で、このお店に見習って今立地区の手打ちそば「森六」も正常化して営業している。こういったお店を応援するのもタバコ問題解決のためのひとつの運動だと考えている。
 6名でランチ(ハンバーグ、海老フライを中心とした洋食ランチ・コーヒー付き1365円)を食べながら、禁煙外来を実施している病院のより木目の細かい案内マップをつくることなどを話し合った。

 NPOスワングループとしては、世界禁煙デーPRイベントとして、例年通り福井県立図書館のエントランスでパネル展示を行った。(5/23〜30)
タバコ問題を解決するのは、
1、喫煙防止教育
2、受動喫煙対策
3、卒煙支援
を複合的に行うことが重要だ。
 

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