2015年度 発達障がいシンポジウム 福井市AOSSA706+707号室
〜当事者の能力を活かせる福井型の雇用システム提案〜
近年発達障がいの特性が有る若年層の就労情勢をみると、大学や専門学校の卒業前に自分にあった企業の選択ができない、あるいは卒業後に就職して配属された後の人間関係や仕事への対応が上手くできず離職してしまうケースが増えているようです。
福井県内でも発達障がい者が利用可能ないくつかの機関で支援を行ってきていますが、自分の特性への自己受容や周囲の理解不足から各種機関を活用しない人も多く、改善が必要です。また当事者の優れた特性を活かすことも就労には重要です。
大都市では障害者雇用義務のある規模の企業も多く、特例子会社も受け皿になっていますが、地方都市ではそうではありません。
福井水仙ロータリークラブでは昨年より雇用者の視点を加え、発達障がい者の雇用促進の活動を行ってきました。
一億総活躍社会が提唱されている今、雇い難いといわれる発達障がい者の社会的障害を取り除き、その特性を活かして県内企業で働ける環境づくりの必要性を共有し、このシンポジウムが新たな仕組みづくりへの第一歩となることを期待しています。
■2016年1月24日 13:40〜15:45
■AOSSA 706,707
■問題提起
「福井での発達障がい者雇用の現状と課題」
日本発達障害ネットワーク福井
代表 清水 聡
■パネルディスカッション
パネラー 福井労働局職業対策課
青池 聡
福井障害者職業センター 伊藤 富士雄
福井県発達障害支援センター
野村 昌宏
福井水仙ロータリークラブ
永井 弘明
コメンテーター JDDnet福井
代表 清水 聡
コーディネーター NPO法人はるもにあ 山崎 俊一
a. 開会挨拶(荒川純治会長)
b. 清水 聡 氏(JDD net 福井)
c. 永井 弘明 氏(福井水仙ロータリークラブ,当事者の保護者)
d. 青池聡氏
e. 伊藤富士雄氏
f. 野村昌宏氏
g. パネルディスカッション
h. 質疑応答・まとめ
主催:福井水仙ロータリークラブ
後援:日本発達障害ネットワーク 福井
発達障害者雇用セミナー2014 福井市AOSSA706号室 2014.09.05
発達障害とは(講師:JDDネット福井代表・県立大学教授 清水 聡 )
@発達障害とは? A発達障害の傾向のある人は(高学歴者の中にも、あらゆる企業にも)広く存在していること Bプラスの特性、マイナスの特性
発達障害者及びその特性のある人の雇用
(講師:福井障害者職業センター主任障害者職業カウンセラー 伊藤富士雄)
@現在雇用している発達障害の疑いのある人への企業としての配慮 Aこれから発達障害者を雇用するときの留意点 B公的支援策
福井水仙ロータリークラブは発足以来、発達障害に着目し支援を続けています。近年発達障害者の増加は著しく、どうにか修学期は克服しても就労で躓く例は少なくありません。また発達障害者の理解が進まず企業からの求人が広がる状況には至っていません。今のところ一人ひとり企業に就労をお願いしている状況ですが、これでは増加に対応できません。 また一般就労で入社し従業員、社員の中にも発達障害の特性を持つ人は少なくなく、職場で困難さを感じることも多いようです。また雇用者もどう対応してよいかわからず困っています。一方発達障害者にも高い知的能力や高い集中力といった特性を生かし、企業の戦力になったり、職場の配慮によって就労を継続できる例も増えてきています。今回のセミナーでは発達障害の理解、特徴、雇用の際の留意点などを学んでいただく機会としたいと考えます。
主催:福井水仙ロータリークラブ 後援:日本発達障害ネットワーク福井(JDDネット福井)
ハイビジョン映像ですので、拡大しても綺麗にご覧になれます。
a 開会挨拶
b 講演:清水聡氏
c 講演:伊藤富士雄氏
質疑応答
d 会場から挙手
<関連ページ>
講演会「発達障害者のライフプラン
」
2014.2.23 福井県立大学L109教室
講演会「発達障害児の特性の理解と雇用について」
2014.2.24 福井商工会議所地下ホール
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