2006年3月にビデオメッセージが届く
残念ながら2006年1月23日の「たばこ対策先進地信州視察旅行」の際にはお会いできなかった田中康夫知事からスワングループに向けてビデオメッセージが届いた。
3分ほどのメッセージの最後は
「スワングループの方々もそうした志を抱かれて、福井で活動されていることに私は感謝と敬意を表したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
共にそうした社会を創るために努力して参りましょう!」
と締めくくられていた。
・音声ファイル 約3分
・動画ファイル(クイックタイム)
田中知事の凄いところは、耳に優しいだけのスローガンだけでなく、実際の行動を起こしてしまうことだ。
どこの都道府県でも「健康」とか「環境」を重要テーマに揚げているが、タバコ環境の問題となると、実効を伴った施策を実施しているところはほとんど無い。
長野県では「空気のおいしいお店=おもてなし」という認識の上で、保健所を窓口に認定を行い、ステッカーの配布(左図参照)や公式ホームページでの告知も無料で行っている。
さらに、認定店の減税措置という独自のシステムを検討しているという。たばこ対策先進県とは長野県のことだ。
http://www.pref.nagano.jp/keiei/seisakut/tabako/kinen.htm
「日本の背骨に位置し、数多(あまた)の水源を擁する長野県」
と、いうふうに脱ダム宣言で記されている、信州長野県で県知事を務めている田中康夫です。(参考サイト:http://www.pref.nagano.jp/keiei/seisakut/model/dam.htm)
と、自己紹介をされているが、かなりの勇気がいる宣言だったことだろう。
折しも長野県議会の総意ではなく、一部有志から百条委員会での偽証を告発されているが、その内容を見ると「田中憎しの為の告発」というのは見え見えで、本当に県民の為を思っての行動とは思えない。
2003年5月に施行された健康増進法第25条の受動喫煙防止の条項を無視してしる県議会の発言には説得力がない。
こんなことにめげず、本当に目には見えない、けれども確かな人々の心をなごませ、そして勇気づける、そうした施策を行って行って欲しい。
関連ページ
信州視察旅行報告書 http://npo.mike.co.jp/06/060330b.html
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