大雪と豪雪

横濱たより196号
 
2006.1.14 発行

山根一眞氏2005年師走から大雪
 記録的な寒さを観測した2005年の師走は、それに伴い大雪となった。普段の年ならいったん降った雪が溶けるのもだが、連日降り続き豪雪の雰囲気さえ出てきた。また、豪雪地帯という報道があるが、06豪雪などとは呼ばれていない。
多目的ホール 豪雪といえば、三八豪雪(1963年、最深積雪は福井市で213cm)、五六豪雪(1981年、最深積雪は敦賀市で196cm)が有名だ。大学受験のため共通一次試験を福井大学で受験していたが、構内をブルトーザーが除雪していた。それでも試験開始時間を繰り下げたように記憶している。
 また、自衛隊も除雪作業の為、福井市体育館で野営しており、「人海戦術」という言葉を初めて耳にした。軍事力で世界のトップテンに入る自衛隊のことだからもの凄い高度な戦術があるのかと期待したが、単に人力による除雪作業のことだった。更に多くの隊員は雪になれていないためスコップに上手に雪をのせることも出来ない状態だった。
 あの豪雪に較べれば今回の大雪は積雪も福井市内で100cm程度でなんとか暮らしている。それでも毎朝、車が動かないのではないかという恐怖感に襲われている。ナナハンのエンジンも時々かけている。自宅SOHOとして通勤時間がないという幸せを感じる。
 ここ25年間は大雪がなかったかといえばほんの5年前の1月も凄かった。交通手段が遮断されスーパーやコンビニからお弁当が一切無くなったことがあった。横濱たより043号参照人間は忘却の動物だからすっかり忘れているだけだ。

 営業用の車は4WD(ハイブリッドエスティマ)にしているし、水・食料・燃料の備蓄にも努めている。停電に備えて旧式のストーブも追加購入し、湯たんぽも5つ使っている。防災と環境保護を同時に行っているわけだ。

今でもMac党雪のない太平洋側
 1月9日()に太平洋側のアップルストア名古屋で開かれたムービーコンテストに参加するためにJRのしらさぎで向かった。
 富山県内の濃霧のために大幅に遅れて福井駅に到着(名古屋からの特急も遅れた)したが、度重なる列車事故で多少の遅れでは苦情を言う乗客は激減しているという。時間にルーズなのは困るが、余裕を持って生活したい。
 米原駅くらいまでは雪景色が続くが、愛知県に入ると全く雪はなく、別の国に来てしまったような印象を受けた。富士山は雪不足で地肌が見え景観が損なわれているという。また、太平洋側では水不足の心配も出始めているという。 急激に気温が上がった日本海側では雪崩や洪水の危険性が指摘されているというのは何とも皮肉だ。
福井市防災センター ムービーコンテストには「ファミリー紹介2006」という3分弱のDVDを出品した。
 残念ながら優勝商品のiPod nanoは逃してしまったが、他の人の作品に触れたり、マック好きの大学の先生と知り合いになれたり、アップルストらのスタッフと話が出来たりと実りの多いものだった。
 クイックタイムの作品をご覧になりたい方は、以下のURLをクリック下さい。

http://homepage.mac.com/yokoha/iMovieTheater51.html

 

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