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福井県朝日町の夏祭り

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　寒かった７月も終わり、８月に入ると連日の真夏日。３年ぶりにあさひまつり（第28回）を見に行ってきた。福井県朝日町は、鯖江市、清水町、織田町に囲まれた人口１万人弱の小さな町だ。
　20基ほどのあんどん山車が練り歩く勇壮な夏祭りを行っていることはあまり知られていない。 多くの露天商も立ち並び、特産のカボチャ祭り、盆踊りやヨサコイイッチョライなども行われている。量は多くないが打ち上げ花火もある。従来は８月の５・６日に固定されていたが近年は土日に日程を合わせるようになったようだ。
　あんどん山車は、発電機を搭載した巨大なもので、太鼓を演奏するものなどはトラックに乗って行進してくる。交差点や役場前広場で山車をぐるぐる回し喝采を浴びる。近くで見るともの凄い迫力がある。はじめて見る人は一様に驚きの声を上げる。

　はじめて参加したのは1997年。昼過ぎから参加したが、民謡踊りパレードの直前に寒いくらいの雷雨になり、祭りはそこでストップ。多くのイベントがキャンセルされてしまったのが残念だった。
　1998年は撮影がない日は浴衣で過ごしていたがこの日も金融機関やお客さんのところで打ち合わせを済ませた後、あさひまつりに繰り出した。民族衣装を見ている男性はほとんどいないが、たまに着ていると、「お祭りですか？」と聞かれることが多い。ここ数年はほとんど浴衣を着る機会は無くなった。